グランプリ・静岡2014 チャンピオンデッキの強さを探る

昨年、開催されたグランプリ・静岡2014は、1,784名のプレイヤーが参加しました。
大会優勝者は仲田 涼さん。
トップ8のデッキの中で、唯一の白黒ウイニー。
今回は、そのチャンピオンデッキの強さについて探りたいと思います。
グランプリ・静岡2014 チャンピオンデッキ
土地 (22)
クリーチャー (29) |
その他 (9)サイドボード (15)
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クロックが決め手!コントロールデッキをスピード突破する!
このデッキに強さはいったいなんなのか?
その秘密を探るべく、筆者はこの優勝デッキとその他のトップ8デッキを使って検証プレイを実施いたしました。
トップ8デッキはやはり人気のコントロールデッキが多く、それらのデッキと一通り回してみて感じたのは勝率の高さでした。
特にコントロールデッキに対しての勝率が高く、プレイも安定して操縦することができました。
そして、何回か回している内に私はこのデッキの強さの秘密を発見しました。
それはずばり、クロックです。
このデッキは特に変わったことはせず、ただクリ―チャーを適度に並べ(全体除去対策として、すべて並べることはしない)、攻撃していくデッキなのです。
しかし、それこそがウイニーの強さです。このデッキは、それが絶妙なバランスで実行できるデッキになっていたのです。
しかし、コントロールデッキも全く対策をしていないわけではないのに、なぜ勝率が高かったのでしょうか?
それは、白のウイニークリ―チャーの質が非常に高いからということが関係しています。
現在のスタンダードでは白のクリ―チャーは1マナで2/1や2マナで3/1という圧倒的なパワーを持つものが多く、それらの対応がぎりぎりのところで間に合わないというケースが散見されました。
白クリ―チャーはその性質上、通常のクリ―チャーの1.5倍、2倍の速度でクロックを刻むため、相当早く削ることができてしまうのです。
そこに目を付けることで、相手の準備が整う前に、倒しきってしまうことができるのです。
まとめ
このデッキは確かに強いです。
特に変わった、動きをするわけではありませんが、目の付け所がすばらしく、コントロールデッキが安定して強いと、思っていた筆者にとっては目から鱗でとても勉強になったデッキでした。
最後に以下は、プレイ中クロックとしてとても活躍したカードです。
Daring Skyjek / 果敢なスカイジェク (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
大隊 ― 果敢なスカイジェクと少なくとも2体の他のクリーチャーが攻撃するたび、果敢なスカイジェクはターン終了時まで飛行を得る。
3/1
これは強かった~~。。。
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